ヨーガ哲学/ニヤマ④スワディヤーヤ（聖典）
スワディヤーヤ（聖典）
今回の学びはスワディヤーヤ（聖典）です。
生きる上でこの聖典の知識があるのとないのとでは雲泥の差になってしまう事が時々あると思います。
もっと早くに知っていれば良かった！と感じてしまう事もあるのかもしれません。
この知識も理解を深めて役立てる機会が無ければ、ただの書物と同じような状態になってしまうので、このヨーガ哲学の学びでは人生で活かしていける知識として活用していかなければ意味をなしません。
スワディヤーヤ（聖典）
聖典や霊的な書物の学習
自分自身を向上させ、人生の変容をもたらす崇高な霊的知識の巨大な宝庫へと通じるドアを開ける鍵になる。
スワディヤーヤ（聖典）の大いなる効果
①スワディヤーヤ（聖典）の学びでは、世俗的な思想を薄めるために、霊的な思想を取り込むことが出来ます。
②集中と瞑想に大いに役立ちます
ここで学ぶべき知識は、この世の事物についての知識ではなく永遠の真理についての知識を明らかにした書物であり不変なものを指しています。
人間とは日々の生活の中で謀殺してしまうと、どうしても目の前のことにばかりとらわれてしまいます。
ゆとりのある時には忘れずにいた自分との誓いも忙しくなればすっかり忘れ去ってしまいます。
聖典と自分とを繋げる時間は、これらの著者たちの前に坐ることを意味し、聖者達と触れ合う機会を持つことにもなります。
一種の消極的なサットサンガ（聖なる集い）とも言えます。
ちょっと難しい例えも多いのですが、世俗の欲にまみれてしまった生活では、この聖典を読むことでさえ苦痛に感じるかもしれないし、嘘の内容だと感じてしまう事もあるかもしれません。
ヤマ・ニヤマは順を追いながら学び、日々の生活の中で純粋に自分のエゴと向き合い、精進していく姿勢が必要になります。
いきなり聖典に興味を持つのはとても難しいいことです。
自身が浄化していくと自然と聖典の言葉やその意味にも興味を持てるようになるので、ココロに入り込んだ悪いサムスカーラ（残存印象）を遮断できるのです。
いつも誰かが見ている、お天道様がみている、こんな表現を日本でも昔から聞かされた経験があるのではないでしょうか。
自分の中にある善意、神聖さは神と繋がります。
不安の渦中であるような時、自分の純粋さに逆らってしまうような時には、聖典と触れるチャンスだと思います。
最初は苦痛に感じた内容でも、自分自身の波動や波長が上がることで、すっと心の中に聖典の言葉は溶け込むように入ってきます。
これは本当に不思議なことですが、自分の中の神（純粋さ）が聖典と結び付くと永遠の真理を理解できるようになのです。
生き難いこの世の中でこそ、聖典のもたらす学びは私たちにたくさんの恩恵を与えてくれるのです。
ぜひ聖典と触れ合う機会をもってみてください。
次回はいよいよイーシュヴァラ・プラ二ダーナ（神への献身）へ
ヤマ・ニヤマのラストです。
これはヨーガの瞑想を深めるための八支則であり、ヤマ・ニヤマ、アーサナ、プラーナヤマ、プラティヤハーラ、ダーラナ、ディヤーナ、サマディーへと進みます。
ヨーガはとても深い分、理解をするにも容易ではないのですが、興味をもった時が学ぶ時期にふさわしいと思います。
自分の中のヨーガをぜひ学び深めていってください。
ヨーガ哲学の学びから健康に！
ココロもカラダも元気にして、ごきげんな人生を歩めるようにしましょう♪
sarada yoshiko
《この記事のまとめ》
・ヨーガ哲学 ヤマ・ニヤマ
・スワディヤーヤ（聖典）
・気持ちを引き締める
・多くのことを学び、ヨーガにも落とし込む
・とにかく諦めないで進む！
・あなたのペースを大切に
・sarada yoshikoと楽しく学ぶ
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