私を変えた南インド
南インドはずっと紹介をしたかった内容です!
1人でこの地へ行き、多くの方々と一緒に笑い、
学び、泣いては悩み、また少し強くなる自分を見つけて前に進む。
そんな濃厚な日々を過ごしました。
全てを語り切れるわけではありませんが、
出来るだけ完結にまとめていきたい。
最初に向かった遠い国・・・・
南インドのケララ州のお話です。
インドへ行った目的は?
・南インドにあるシヴァナンダアシュラムでカルマ活動の修行をする
※指令内容はベビーシッター役
・ソマティーラムというアーユルヴェーダの施設でパンチャカルマの体験をする
・一人で行ってみる!
この3つのテーマを目的に行ったのですが、
2か月という期間はとてつもなく長く、そしてとても短く感じるような不思議な時間でした。
もし叶うならばもう一度、
私は一人で行きたい!(その理由は後に明らかになります。)
1. 2014年、初めて一人で海外へ
シヴァナンダヨガに出会っていなければきっと行かない場所だったでしょう。
お世話になった方のお手伝いをする切っ掛けを与えてくれたのもシヴァナンダヨガとのめぐり合わせです。
仕事内容は、スタッフの女性にトランスレーションを仕事にしている方がいて、
その方が更なるステップをするため、彼女のお子様たちをサポートする!
そして2か月間一緒に同行できることが条件でした。
普通に考えたら皆さんは断りますよね?(笑)
いや、それが普通ですよ。でも私は引き受けました。
もちろん私には子供も主人もいますが、
その時たまたま家族でその方のお宅へ行き、仕事のお誘いをされたので、
ほぼその場で行こうかな!という雰囲気になっていました。
話を頂いてから正式に決まったのは半年後です。
2013.12月
決まってからは家を2か月間不在にするわけですから、
家の整理や掃除、家族の食事を冷凍保存したり、
とにかく出来ることは全てやりました。
自分の準備より一番大変だった記憶があります。
行かせてもらえるので大変でも準備だけはやり切りました。
因みに英語は全く話せないし、何言っているのかも意味不明の状態(笑)
今考えると恐ろしいですね・・・。でも良いこともたくさんありましたよ!
色々準備をしつつ、いざインドという未知なる国へ旅立ちます。
2014.1月~
スリランカ経由でインドへ
乗り継ぎも大変でした!とにかく英語が分からないんですよ。
電子辞書を片手に質問をしても返ってくる英語に『は・?』とか目が点になっているわたし。
さぞ面倒な日本人が来た~!と皆さん思ったことでしょう。。
でもわからないものは仕方ないですから。
スリランカにしてもインドにしても英語のなまりがかなりあって、
わたしの知っている発音でなかったのも致命的と言えばそうなのですが・・・。
南インドの空港でも出口が分からず泣きそうになりながら探しました。
空港からはタクシーでアシュラム名を言えば乗せてくれますので、無事に到着。
インドというと事件や事故が多いイメージですが、
私のこんな英語力でも何もなく無事でした。
南インドはおそらく治安が良かったとは思いますが、
一人で海外へ行くと直感力と危機管理能力がえらく備わるように思います。
なので疲れました(笑)
2.アシュラムの生活
南インドはとにかく緑が多い!
毎日30度以上のお天気で暑いけどたくさんの木々のお陰で過ごししやすいのです。
初日は様々な疲れから頭痛になりましたが、
翌日からはペースがつかめたので施設内を散策して過ごします。
面白い植物もたくさん!
これ、確か・・食べられるんです!
色々変わった植物も食べた気がします。
海外からたくさんの方々がアシュラムへ来るのでとってもユニヴァーサル!
みんな英語が話せてうらやましかったです。
フランス人、ドイツ人、ロシア人、中国人,・・・みんな話せるのです。
小学校くらいからしっかり英語の勉強をするそうですよ。
日本人くらいでしょうか?英語に弱いというか、なんといいますか。
私はその代表ですね!(笑)
海外では話せるための勉強をしっかりしているのでしょうね。
食事はみんなでゴザに座り、手でカレーを食べる!
真ん中の通路はサーブ係さんがバケツからカレーを入れてくれます。
食事は完全ベジタリアン!
しばらくの間、インド滞在中はお肉・お魚・卵とさよなら生活・・・・。
だいたい毎日こんな調子でカレーばかりです。
種類が豊富なので全然飽きず体調も良好。
スパイスの力ってすごい!
フルーツライスとチーズ入りベジカレー、サラダも豊富!
主食はちょっぴり酸味の聞いたクレープのよう!
野菜が多いですよね!やっぱりチャイ付き!
アシュラムではヨガバケーション!と呼ばれるツアーもあり、
TTCヨガインストラクター養成もあります。
スケジュールは毎朝ほぼ同じだと思いますがボードに書かれるので、
各自スケジュールをこなします。
私は今回、スタッフとしてサポートに来ているのでこのスケジュール外の活動です。
3.インドで活動開始!
いよいよ、滞在3日目くらいからスタート。
初日は子供のおむつ替えから始まり、1日中子守をし、
夕方スケジュールが完了するまでお世話をします。
相手が子供なのでお昼寝もしますから、
昼寝してくれている時間は唯一、休憩時間でしょうか。
お世話をしたのはこの子達。ハーフなんですよね!
日本人ママがトランスレーションをされているヨガのインストラクター。
パパはフランス系のハンサムなヨギ―!哲学が得意だそうです。
静岡で家族でヨガスタジオを経営されています。
目が離せない年ごろなだけに大変でしたが、
時折懐かしいなぁ~と思いながらお世話をしてました。
一番かわいい時期ですよね!
いっつも一緒にだっこして、お散歩してご機嫌とって、
兄妹で喧嘩していたらなだめて、暑い日は水風呂して、
おにごっこしたり、お昼寝させたり、
リアルママの仕事が終わるまで飽きさせない工夫もしました。
自分の子供よりよく面倒みていた気がするくらい良く見ていました。
私は専業主婦という経験がないので、ある意味新鮮でしたね。
時々、同じスタッフの方やTTCの卒業生が子供達の世話に構ってくれたり、
スペシャルな息抜きもありました!
誰かが一緒に遊んでくれるのは子供は嬉しですからね!
毎日毎日、デジャブかのような同じ繰り返しの生活が始まります。
一週間目、二週間目・・・同じ繰り返し。
その中で自分がしっかり任務を果たせているのかどうか・・・時々模索します。
ヨガと何が関係があるのか・・?
そんな風に感じて読んでいる方も多いと思います。
実はヨガは生き方であり生活の中から奥深く学んでいくのです。
ヨガのポーズや目に見えるような瞑想をする!という意識とは別の視点です。
今回、私にも神様から大きな誘惑という試練が来ました。
それも私が今一番、必要に感じ、
一番すぐにでも手に入れたいことなのです!
神様ってやつは~~‼と、本当に葛藤しました!
4.これがヨガなのか!!
アシュラム生活は日本人と話す以外は英語です。
私が一番欲しいのは語学力!そう、英語を話して楽しく会話が出来る事!
でも本当に悔しいくらいしゃべれない。
そのうち外国人からあまり声をかけてもらえなくなるのもこの頃です。
嗚呼、無常!!
そんな時にヨガヴァケーションに訪れていた、
TOEIC900点を獲得したスーパーおばあちゃんが来ました!
お年は70~80歳??日本では英語を教えていてもちろん楽しく交流されています。
その方が、英語を学びたい日本人スタッフや
時間のある方に無料で時間を割いて教えてくれるというのです。
『子供の世話をしながらでも参加できますか?』と聞いたら承諾してくれました!
参加メンバーも快く受け入れてくれたのです!
よし!!!私にもチャンスが来た!!
と思ったのもつかの間。(笑)
やはり子供は何かに集中する!という事より身体を動かしたいのですよね。
子供達がこの時間に猛反対をするので、結局この英語教室は諦めました。
せめて常用語だけでも話せていれば良かったのだけど・・・自分のせいです。
私の英語力はすっかり単語を忘れきり『プラクティス』??
みたいなレベルまで落ち込みましたので・・・・
中学生の英語なんてすっかり忘れています!
この時感じた苦痛や何を大切にするのか・・・・。
夜になると自分の無力さが情けなく無性に泣きたくなり、
無能さがとても悲しくなります。
眠れない夜は瞑想部屋という場所へ行き、
そこでひたすら心を落ち着けたものです。
最初は泣けてきて瞑想どころではないけど、
自分に問いかけていると次第に心は落ち着きます。
壁中に神様のストーリーがたくさん!
空気も神聖です。
自分の葛藤から生まれた我欲と追行するべき任務。
本当に毎日のように思い知らされ、考え抜いて、
やっと前を向くことが出来ました。
良い意味で気を抜く!
今回は英語は諦めよう!
交流できなくっても仕方ない!
また来ればいいさ!
そう心が収まった時、全てが上手く回りだすのです。
例えば、あるスタッフのロシア人の方(かなりイケメン)は、
英語のレベルを私levelまで下げて会話をしてくれたり、
話せない分、ヒヤリングに徹してその場のやり取りを観察するようにしてみたり、
今出来る事をしました。
意外としゃべれなくても、
聞き取りや言葉の返しを覚えて、
少しずつ意味が分かってきたのでそれも嬉しい発見の一つです。
捨てる神もいるけど、拾う神もいる。
自分の軸がブレなければ必ずチャンスは小さなものでもやってくる。
そう実感しました。
子育ても同じです。毎日毎日、子育ての中で何を学び、
何をいま選択できるのか。
ヨガの考え方は十分に活かせると思うのです。
この時の私は正に、子育てをしつつ英語も学びたい!
任務と欲の絡み合いからヨガの本質を学びました。
地に足を付けて行動することもヨガの伝えている大切な内容の一つですが、
やりたいことと今出来ること、このバランスを崩すと心が非常に乱れます。
冷静さとやるべきことを見極める能力は、
こういった小さなことにも学ぶべき内容として日常生活にも溢れています。
ヨガの哲学は後から『こういう事だったのか!』と気づくことが多い。
日本の生活だと環境も時間のリズムも早くて便利で、
お金さえ出せば叶う事も多い。
でもインドは違います。
日本と違う環境だからヨガの哲学が深まりやすかった・・・
と言えばそうかもしれません。
結局、ヨガを深めることが出来たし、
カルマヨガを通じて子供達とも楽しい時間を過ごせたので、
実に大きな財産が手に入った感覚があります。
スタッフ同士はドミトリーのような大部屋で過ごします。
英語を話せなくても気にかけてくれる方もたくさんいました。
『次、会うときは英語で話しましょうね!』と最後のお別れで言われてしまうと、
日本に帰ってから勉強しよう!と心底思いました。
2か月のアシュラム生活も終わりを迎える日、
子供達から嬉しいプレゼントをもらいました。
たくさんの思い出と感謝のお手紙が一番の宝物。
素敵なご夫婦の縁からインドへ行きましたが、
終わりの日がやたらと切なく日本へ帰るのが嫌でした(笑)
5.南インドの街へ/ ヴァルカラ
アシュラムの任務が終わった翌日からスタッフや仲間たちが帰国したり、
一人残ってインドへ旅に出る仲間もいたり、違う国へ渡る者もいたり、
みんなそれぞれの目的地へ向かい出発していきました。
不思議と寂しくはなかった。
私の次の目標は、アシュラムからちょっと離れたソマティーラムという
アーユルヴェーダの施設でパンチャカルマの体験をすることです。
パンチャカルマは身体からたくさんの毒素を出すこと。
任務中は自由な時間もなく黙々とカルマ活動(行動のヨガ、奉仕のヨガ)
をしていましたが、この先は文化に触れながら一人で旅をする時間です。
2月上旬から中旬にかけて南インドの街で過ごします。
最初に向かったのはヴァルカラという海岸沿いの街。
活気にあふれ日本人もたくさん見かけました!
街から崖を降りると海があり、ここの海は泳げます。
遠浅なので沖の方までいけると思う。
インド人達は泳ぐ習慣がないので泳げない方が多いそうです。
海外からきている外国人たちは波が高かろうが、
激しい波が来ようがお構いなしにどんどん沖へ行きます。
実は私が泳いでいたら、知らない女性の外国人(金髪の方)が声をかけてきて、
泳ぎを教えてくれました。
見ていて溺れそうな雰囲気に感じたようですね(笑)
ライフセーバーさんの側で泳ぎなさいね!と言われました。
しかし・・ライフセーバーさんはインド人なのですが・・・・??
このヴァルカラの街はお洒落なお店も多く美味しいレストランも多かったです。
窓はなくそのまま仕切りがある程度で、
海が大きく見える絶景です!
お肉の入っているチベット料理のモモ(餃子)
野菜のスープもあったり、マンゴージュースも美味しいです。
コーヒーも飲めます!
食事をしたり端から端まで街を散策する。
インドの街にも日本のような電柱がありました!
建物はやっぱりインドらしいカラフルな壁。
長く続く道・・・雨が降ると大変ですがコンクリートの道は少ないです。
この辺りはアーユルヴェーダのちょっとした施設もあり気軽に施術が受けられます。
施術の質は受けてみないと正直、わかりません。
街で評判なら間違いないと思います!
さて、3日ほど滞在したこの地ともお別れです。
お世話になったホテルはグリーンの屋根で外国人が多く泊まっていました。
夜はトカゲがでるのですが・・・
気にしても仕方ないので一緒に寝てました。
ゴキブリもでます(笑) 日本と違い大きいけどのろまなんですよ。
いよいよ、本命の地ソマティーラムへ向かいます!
6.南インド最古のアユルヴェーダ /ソマティーラム
ヴァルカラの街からタクシーでソマティーラムへ。
だいたい30~40分くらいです。
ごちゃつく街中を抜けるとそこにはリゾート地が広がります。
住所と施設名をドライバーへ伝えれば大半は到着できます。
女性の一人旅は、安心できるタクシードライバーをお願いし、
しっかり無事に到着できることが何より重要です。
またもや・・英語のできない私は苦労をしました。
最初のトラブルレポート その1
お願いしていた通訳が通訳になっていなかった!
男性通訳が日本語で私と会話をして→ 問診の女医に伝えてくれる!
のですが、、、なにやら私が話してないことを勝手に伝えてるんですよ(笑)
ん?? 何を伝えたの??
通訳と女医さんは、現地の言葉でマーラヤラム語らしき言葉でベラベラ会話してます。。。
先生から聞こえた英語からちょっと不安になった私。
今回の目的が伝わっているかな・・・?
ソマティーラムでは、一週間弱ほど宿泊してから日本へ帰宅する予定です。
初日から心配な空気が漂いました。。
あのおじさん、絶対に日本語を理解してない気がする・・・。
日本では既に宿泊先の代金支払いとホテル予約はできていました。
現地で施術の予約をしたいのですが、
通訳がしっかり伝えてくれているのかが問題なのです。
施術のコース、内容、料金・・・女医さんに伝えたのかしら??
取り合えず、せっかく本命の地へ来たのだから気を取り直して散策!!
コテージは丸くて可愛い施設です!女性は好きですよね!!
でもゴキブリとトカゲがやっぱり出没!一緒に寝ました(笑)
ウェルカム・フルーツ!
コテージに用意されていたおもてなしのフルーツです☆
南インドは果物がとっても安くて美味しいです!
コテージの中はこんな感じです☆
インドで買い集めてきた神様像を飾り、
大切なマラ(瞑想に使う数珠みたいなもの)もセット。
セットされていたお香とツボはコテージの物です。
お香はチャイハネでも売っているような同じ商品で、
買い足したければ町へ出ればどこでも手に入ります。
コテージは蚊帳がついているのでちょっと安心です!蚊も多いので・・・。
インドにはトイレットペーパーが本来ないのです。
この場所はリゾート地で外国人向けにもなっているので用意してありますが、
トイレについている水の流れるホースでおしりを綺麗に洗うのが基本スタイル。
左手がやばい。。。
お風呂の概念がないので水シャワーのみ。
でも毎日毎日、30度以上の熱帯地域なので全然大丈夫です!
早速外へ行ってみます!
ザ・リゾート!!
道の向こうにはコテージが段々と続く。
庭の手入れも綺麗に行き届いています。
ただ座っているだけなのに外国人の女性がとても絵になっている!
食事はコテージから少し離れたレストランで食べます。
セルフ式で自分でサーブして好きなものを選んで食べますが、
野菜やちょっとしたメニューもたくさんあり豊富!フルーツも、デザートもあります。
ノンベジ、ベジタリアン、どちらもお好みで選べるのでとっても自由☆
朝、昼、夜、全ての食事はレストランでいただきます。
アーユルベーダらしいスープやカレー等が豊富なので体調にも合わせやすいです。
ただ・・・壁や窓が無いので・・
時々カラスにいたずらをされてしまう事もありました!
壁のない自然の中のレストラン・・・外装もとても自由だ。
しかし浮かれているのも束の間。
翌日になっても何も施術すら始まらないのです。
案内も何もない。ただ観光になっている状況です。
さすがに・・・
不安になった私は受付で相談し話をしてみることにしたのです。
2日目
つたない英語で頑張って説明をしてみました。
きっと誤解しているに違いない。。
わたしはパンチャカルマを受けたいんです!
毒を出したいんんです!!
正直、通訳なんかつけずしっかり話しておけば良かったのですが、
女医さんには施術を受けに来ていたことが伝わり、
慌てて問診・触診をすることになりました。
良かった~!
検査結果、私はピッタ・ヴァータと言うことが分かりました。
アーユルヴェーダの豆知識
インドで生まれた伝統医学。
ヨガと同じく生き方の知恵。
人が生まれながらに持っている性質のタイプや年齢に合った生き方をすることが
重要だと考えられています。
身体の自己治癒能力を高め、
心を満たすことで直観力や判断力を高めるとされます。
個々の体質に合った食事や施術方法、日常の過ごし方で体質改善をしたり、
自分と向き合うための知恵です。
因みに、専門の医者は免許を習得してから10年の間修行を積みやっと一人前になるそうです。
手首を触り脈を図るだけでどの体質か分かるそうです。
日本ではアーユルヴェーダ施設も数少なく、
インドで受けるより数倍もお値段が高いです。
今回は本場のアーユルヴェーダを受けたくて遠くまで来ました。
5つのエレメント
・地・水・火・風・空があります。
これらのパーセンテージによって違いが生まれます。
生まれた時の性質と環境によって今の体質も変わることがありますが、
基本は変わらないとされるようです。
初めてのアーユルヴェーダ
体質診断で身体のことが分かれば後は毎日ゆっくり過ごしながら、
デトックスを体験していきます。
体質の質問チャートは日本語だったのでとてもありがたい!
もし英語だったら辞書で調べながら徹夜になっていたかもしれない(笑)
お薬は全てハーブで出来たサプリメントのようなものです。
毎日お水をしっかり摂り、
朝・午後は専用施設に通いその日のメーニュ―を受けます。
徐々に身体が変わっていくのを実感しました!
施術の時、紙の白いおむつみたいなパンツを着る程度で、
ほぼすっぽんぽんです!
しかも施術が変わっていて、ゴマ油でマッサージをするのですが、
手や足の裏で全身をマッサージするのです。
例えば足裏の施術方法なら腕からスタートして一直線に
そのまま足首までを施術者が足裏でやるのです。
足蹴にされた時はびっくりしましたけど、
お蔭さまでお肌も体調も良くインド生活の見えない疲れも癒されていきました。
足裏で胸とか踏まれたことないですからね(笑)
身体の前側、背面側の全てを行うので時間は20分くらいです。
しかも上手!!
生きていること自体が幸せなんだ!とシンプルに学びました!
身体も必要な量の食事を摂り、
しっかり排泄していつもきれいな状態であるのが分かります。
水以外はだらだらと食べたりしないので、
ついおやつを食べてしまう!なんていう感覚も忘れてしまったくらいです。
一週間くらいこんなペースでのんびりと過ごすので時間はたっぷりありました。
レストランではほぼ一人で食事をしているので
スタッフと話しているうちに友達みたいになったりします。
ちょっと施設の脇にある海まで場所を教えてくれたりしました。
南インドの人たちは優しくて親切な方が多い印象です。
この地域で話されている言葉も教えてくれました!
珍しいので日本には本が無いだろうと思い、インドで購入しました。
小さい子供が話すレベルの本や文法??
またいつか行く日が来るかもしれない・・。
それにしても陽気な方が多くて日本人の抱えているようなストレスを感じさせません。
忙しくて辛いこともあるけど、生きているから幸せだ!とみんな言うのです。
みんな目が澄んでいてきれい。
相棒のタクシードライバー
いよいよアーユルヴェーダ施設の外へ!
施設のタクシーを使うとメッチャ高いのです。
3000ルピー??とか目が点になる金額。
とにかく安くしたかったので、
施設の門を超えたところにもドライバーたちがたくさん待ち構えています。
気の合いそうな人を選び、一日お願いしました(笑)
しかも1300ルピーでどこでも行ってくれるのです。
例えばスパイスの美味しいお店へ、デパートへ、本屋さんへ、
どこでも彼の知っている場所なら行ってくれました。
安全に面倒を見てくれるならあなたを雇います!と約束。
なのでこのおじちゃん、
この日からわたしの相棒のように何でもしてくれたのです。
もちろん危ない場所も教えてくれるので事前に回避できます。
美味しいチャイ屋さんにも連れて行ってくれました!
素敵なデパートよりどちらかというと街の生活を見たかったので、
これくらい雑なお店の方が私は好きです。
日本人というとみんな小綺麗なデパートへ連れて行こうとするけど、
庶民的な生活の方が楽しいことがたくさんありそうです。
このチャイ屋は男の館!というくらい男しかいなかった(笑)
左から知らない男、二番目チャイ屋の男、三番目はタクシードライバー、
わたし、隣の店の男。
記念写真を撮ろうとするとみんな集まってくるんですよね。
みんな男!!
たまにおばあちゃんがこのチャイ屋へきて、
つたない英語で話しかけてきます。
女性もいるのですが、
家事や子育てをしていてお店や家の中で過ごしている雰囲気なのです。
文化的に女性は家の中・・といった風習でしょうか。
日本人である私があちこち散策しているのは、
インドの男性からすると不自然なくらいオープンなことなのかもしれません。
そのせいもあって友達になる人は男性率が高いのです。
このチャイ屋は気に入ってしまい、何度か立ち寄りました!
そろそろ一人で出てみる!
爆音で曲をかけているお店を発見。
あなたのおススメのCDは?と聞くと、
気前よく視聴させてくれました。
因みに、今もヨガクラスで使ってたりしますよ!
3枚くらい購入!
インド人はみんな音楽が好きなようですね!
雑貨屋でお香を調達したり、
神様グッズのお店ではインド人が私に外国人の愚痴を言ってきました。
なにやら内容が『あの○○人、
インド人はうそつきでぼったくる人種!』と言われて腹立たしい!と嘆いていました。
インド人は日本人が好きなのですが、それは文句を言わないからでしょうかね・・・・
英語が分からんってのもありますけど・・・そこはどうなんでしょうか。
インド人の愚痴の内容も聞き分けできるようになったのか~と、
自分をほめてしまいました(笑)
この町では色々な方と話をする機会が多かったのでとても思い出深い街です。
そろそろ、アーユルヴェーダの施術も終盤です。
日本へ送る荷物をまとめなくては・・・。
しかし荷物を送るのも苦労しました!
トラブルレポート その2
帰国が迫る3日くらい前から荷造りをしていました!
どうやって日本へ送るの??
と言うか・・・日本へ無事に届くのでしょうか・・・?
今回、インドの旅では60リットルくらいの登山リュックで来ています。
これ、パッキンできません!
お土産や本類、スパイス・・・正直重い荷物なのです。
買い物しなければ良かったかなー・・なんて悩んでいました。
施設は送ってくれるのですが、
またもや発送料+手数料などで3万ルピーとか言われて、また目が点!
絶対頼みません!
事務仕事になぜそんなに支払いをするのだろうか?!
こういったやり取りで、もし諦めるなら支払うしかなくなりますが、諦めたくない!
日本人を甘く見ないで頂戴!
半分、そんなヨガ的ではない感情で知恵を絞りました。
あ!相棒ドライバーに相談しよう!!!
何とかなるかもしれない!
翌日、ちょっと大きめの郵便局まで連れて行ってもらいました。
ソマティーラムから車で走ること約20分くらいでしょうか。
白い大きめの建物です。
実は配送について以前、アシュラムで仲間にお値段やシステムを聞いていました。
安く日本へ荷物を送っているようだったので、
リゾートの価格が高すぎるし絶対違う!と思い、自分で郵送することにしたのです。
お値段は2000~2500ルピーといったところです。
全然違いますよね!?(笑)
それでも自分で送れない方は提示された金額でお願いしてしまうのだろうか・・・・。
郵便局では相棒ドライバーさんが素敵なお手伝いをしてくれました!
本当に感謝なのですが、
実はアーユルヴェーダの施設を発送地にすることが出来なかったのです。。
ドライバーが自分の住所を記入してくれたお陰で無事に発送することができました!
インドのシステムは分からないことが多いので何かと戸惑いました。
現地の方に助けられて本当に感謝でいっぱいだし、
文化の違いをしっかり勉強させてもらいました。
日本には3週間前後で到着するそうです!良かった!
荷物も無事に発送し、後は最後の施術を受けたらもうすぐ日本へ帰宅です。
この地に滞在し2週間くらいになりました。
空き時間には施設の崖から景色を眺めたり、
海まで足を運び波の音に癒されたり、
のんびりベンチからその眺めを楽しんでみたり、
とても優雅な時間を過ごしました。
日本では毎日が慌ただしかったので、
一度くらいはこんな体験も経験として蓄積されると、
自分自身へのメンテナンスにも役立つので大切な時間でした。
自然に心身を委ねる時間が多かったと思います。
いつか家族でこの地へ旅行できたら素敵です。
道案内くらいなら私にも出来そうです!
ベンチからそのまま海の全景が眺められるロケーション!
地平線がずっと続いています。
毎日が波の音で始まり、波の音で終わります。
疲れた心や精神的に参ってしまった時には、
自然がどれだけ治療を助けてくれるだろうか・・
きっと日本で病院に行ってケミカルな治療をして無理やり治すよりも、
この地でゆったり出来る方がどれだけ効果が高いのだろう・・・。
そんな風にも感じていました。
南インドの砂浜はオレンジ色のきれいな砂でした。
太陽の日差しが強いのでそんな風に感じるのかもしれませんけど、とってもきれいです。
毎日、外出しては自然の中にいたのですっかり小麦色になっています!
私の背後にはアーユルヴェーダの施設がある崖です。
緑が多いのでほぼ山に見えますね(笑)
さて、明日はいよいよ日本へ帰る日。
お世話になった方へ挨拶をしなくしゃね!
アーユルヴェーダの施設で英語の分からないわたしに丁寧に案内をしてくれた女性たち。
美人さんが多く性格も穏やかな印象でした!サリー姿がとっても素敵ですね☆
パンチャカルマの施術も全て終了し、体調は絶好調です!
日本までの帰路が長いので移動や待機時間で疲れそうですが、
体力はしっかりチャージしました!
インドでの様々な体験があっと言う間に過ぎ、日本へ到着するのも目前です。
家族は元気なのだろうか・・。
今更ながら・・・(笑)
インドではフリーのWi-Fiが使える場所があちこちにあるので、
lineで連絡したり電話も少ししました。
インドへ行く時にルーターを手配したのですが、
これが使い物ならず・・・。
手配した会社も南インドのケララでのデータに自信が無かったようで、
使えるはず?みたいな曖昧な雰囲気でした(笑)
しかもインドでは停電も多く、懐中電灯は必須です!真っ暗闇!
停電すると連絡手段はありませんから・・諦めるのが一番です。
これも日本では無い体験だと思うので楽しかったです。
携帯から離れる時間も必要です。
南インドで目的は全て達成!
相棒ドライバーにも最後の日、お礼を言いました。
これまでの体験をかみしめながら最後の荷造りをし、
明日の早朝は空港へ向かいます。
インドで私は考えた
辛いこともあったのだけど、
自分と向き合うためにはもっと心をクリアにしたり思考を変えてみたり。
インドでふと感じたのは日本のこと。
日本は物が豊だし仕事も探せばある。
生きていくには何とかなる!とりあえずは死なないし!
インドでは物乞いや生きるのに必死なのに、どこかで神様を信じ、
自分を傷つけることはしない。
この差は何なのだろうか・・・・。
宗教の違い、環境の違い、文化の違い、様々な違いはあるけど、
なんだか日本は孤独な国のように感じてしまいました。
日本しか知らなければ、それはそれで良いのかもしれないけど、
日本にいて何か足りなく感じたり、
不幸に感じる時には、このインドでのことを思い出したりインドの話をしたいと思う。
この南インドの旅は、色々な角度から私の世界観やこれまで感じていたことの全て新鮮に、
そして彩りよく塗り替えてくれました!
あなたがもし日本で、孤独で、辛くて、
うまくいかない人生に絶望しているような時は、
この国へ一人旅をしてほしい。色々と元気になって帰ってくるのではないか・・
そんな風にも感じる旅でした。
長いお話にお付き合いいただき、感謝いたします。
インドへ行ってみたい!と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
sarada yoshiko
南インドのお話にお付き合いいただきありがとうございます!
スリランカ編はインドから乗り換えをする際に立ち寄った場所です。
12時間の滞在時間。ちょっとした小旅行をしてきました☆
スリランカの人々も南インドの方に似ていて気さくな方が多く楽しい時間でした。
興味ある方は引き続きお付き合いください。
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