バガヴァットギータ
ヨーガ哲学で重要になるこのバガヴァットギータの教えは、
人を苦しみから解放し自由にしてくれる知識が満載です。
ただ読むだけではなく理解し、
自分へ落とし込むことがもっともヨーガ哲学の学びで大切なポイントになります。
一般的にヨーガ哲学は書籍であればいくらでも手に入ります。
しかし、この本がこの世の中には手に届きやすい状況にあるのに、、、
どうしてヨーガが浸透していないのか、
どうしてスタジオで人気の少ないヨーガになってしまうのか・・・。
それはこのバガヴァットギータを確実に生徒さんへ伝え、
ヨーガの先生が指標になりきれていないからだと考えています。
ヨーガ哲学をしっかり人生に落とし込んだ先生のヨーガ(アーサナ、瞑想、キールタン、
哲学、生き方など全てを意味する)は、どこか深みがあり、
それでいて無理なく哲学の魅力を生徒さんへ伝えることができます。
昔、ヨーガ哲学はヨーガの師から弟子へ、生活を共にしながら伝承されてきました。
書物のない時代から変わらずこのヨーガ哲学の教えを変化させることも無く
そのまま伝えられてきています。
これは本当に素晴らしいことだと思います。
ヨーガ哲学の学びに必要なことは、
ヨーガを伝承できる先生を探すこと!言っても過言ではありません。
ヨーガも様々なスタイルがあるので最初は迷ってしまうこともあります。
ぜひココロに響いたヨーガがあるのなら環境を整えて学びを深めてください。
studio saradaでは健康のためのヨーガポーズやエクササイズを学ぶ生徒さんも
ヨーガ哲学を学ぶ機会を持つようになりました。
ヨーガはポーズだけではなく、
哲学の要素も含めて学びが深くなることに気付いてきたからでしょう。
両方を同時に学び進めていけるスタジオはそんなに多くはありません。
興味をもったら直ぐに始めてみましょう!
バガヴァットギータ―のマントラ♪
はじめのマントラ(聖句)~終わりのマントラ(聖句)
※マントラ動画埋め込み予定、お待ちください
バガヴァットギータの歴史
バガヴァットギータは1~2世紀ころの中世時代に成立しました。
ジニャーナヨーガ、カルマ・ヨーガ、バクティ・ヨーガも確立していきますが、
もっと古い時代の紀元前1200~1100にはその原型ともいえる【ヴェーダ】が既に存在しています。
ギータの中でも【ヴェーダ】のことを語られているのはこの長い歴史の背景があるからなのです。
歴史を経て、古代の宗教が様々に進化していったことで今日に学んでいるバガヴァットギータへ確立されてきたのです。
歴史でみると4~6世紀ころにヨーガ・スートラがまとめられているので、
バガヴァットギータの方が先になります。
ヨーガ・スートラでは、ラージャ・ヨーガが確立されています。
現在までに伝えられている四つのヨーガ、
ジニャーナヨーガ、カルマ・ヨーガ、バクティ―・ヨーガ、
ラージャ・ヨーガはヨーガの土台です。
内容もほぼ変えられずに今日まで伝わってきているので
大変に長い歴史であることが分かります。
バガヴァットギータを理解するポイントは2つ!
①「ブラフマ・ヴィッティヤー(真実の知識)」
・ブラフマンの知識
・イーシュヴァラ(全体世界)の理解
・個人と全体を理解すること
②「どのようにして理解すると良いのか」
・ヨーガから理解する
・自由とは何か
・自分を知ることの意味
👉saradayoshikoコメント
この2つの理解はただ書物の解説を読むだけでは足りないことの方が多いのです。
スタジオではこの理解の為に様々なお話をしています。
必要なうんちくを伝えることでしっかり伝わることも多く、
直感になりますが百人百様、その人に理解できる説明を心掛けています。
この2つのポイントは最初のセッションで大半の生徒さんが直ぐに理解できています。
バガヴァットギーター
イントロダクション
・バガヴァットギータについての説明が分かりやすく書かれています
第1章:アルジュナの苦悩
・アルジュナの置かれた状況、苦悩、原因は何?
第2章:自分自身の知識「サーンキャ」について
・サーンキャの意味とは?
・自分を深く理解するには?
第3章:「カルマ(行い)」について
・カルマ・ヨーガを行うには?
第4章:知識による行いの放棄について
・行いを手放すこととは?
・なぜ手放すのでしょうか?
第5章:行いを放棄することについて
・あなたにとっての生き方とは?
・なぜ人の心は乱れていくのか?
第6章:瞑想について
・瞑想をしよう!
・本当の意味で行いを放棄している出家者とは?
・6章 5節
人は自分で自分自身を向上させる。
決して自分自身を下落させてはならない。
心はあなたの友であり、心はあなたの敵でもある。
・6章 19節
Yogini yata-cittasya yunjato yogam atmanah.
風のないところに置いた燈火が、決して揺らぐことがないように、
心を統一させたヨーギーの瞑想も、真我(アートマン)に安定して微動だにしない。
🐰6章までは自分自身(あなた自身)の真実を理解する内容
第7章:「イーシュヴァラ(全体世界)」に関する間接の知識と直接の知識について
・3つのグナを理解する
・バクタ(献身者)は4つのタイプがある
第8章:不滅「ブラフマン(普遍の存在)」について
・不滅の存在を知る
・変わるもの、変わらないものの理解
第9章:知識における最高の知識、秘密における最大の秘密について
・最大の秘密、最高の知識とは?
・イーシュヴァラを身近に感じるには?
第10章:「バガヴァーン(全知全能」の輝きについて
・イーシュヴァラの現れとは?
第11章:イーシュヴァラの姿「ヴシュヴァルーパ(宇宙相)」を見る事について
・すべてを委ねてみるには?
・イーシュヴァラを観る、宇宙相とは?
第12章:イーシュヴァラへの「バクティ―(献身)」について
🐰ここまでが世界の真実について
第13章:「クシェートラ(土地)」と「クシェートラニャ(土地を知る者)」の知識について
・存在するもの、存在しないものとは?
第14章:3つのグナ(質)の違いについて
・14章 5節
Sattvan rajas tama iti gunah prakrti-sambhavah.
Nibadhnanti maha-baho dehe dehinam avyayam.
サットワ・ラジャス・タマスの三性質は、全てプラクリティから生じ、
不滅の魂をカラダにしっかりと縛りつけているのだ。勇者アルジュナよ!
第15章:完全な個人の本質「プルシャ(本質・実存)」について
・輪廻・束縛とは?
第16章:「モークシャ(自由)」を求める性質と「サムサーラ(束縛)」に結びつく性質について
・サットヴァへの理解とは?
第17章:3つの「シュラッダー(性質)」について
・ココロの質を理解するには?
第18章:行いの束縛を手放すことで「モークシャ(自由)」に至ることについて
モークシャ(自由)とは?
🐰ここまでが自分自身と世界の真実が全く同じであること
☆18章まで通じてのテーマ☆
「自分自身の本質とは何か?世界の本質とは何か?」
Tat Tvan Asi(タット ヴァン アシ)
あなたこそが真実です。
最終的にこの理解をすることで自由になれる、つまり自分を解離すことが出来ます。
①真実についての知識
②知識を得るための方法
この二つを自分自身と結び付けて理解すること、
自分自身が純化することでヨーガを深めていけます。
自分自身への準備もまた必要な要素です。
頭で学び実践に移すこと、これがヨーガを深める最大の方法です。
実践なくして深まることはありあません。
ギータを読んでも真理の理解が出来ない理由
・自己流の解釈になってしまっている
・シェアリングをすることで理解が深まる場がない
・自分と哲学が結びついていない
・ヨーガの八支則などヨーガ哲学の基礎知識が足りていない
※ギーターの中で八支則はさらっと書かれています。詳しくは八支則のページで確認してみよう!
・自分自身を知らない
🐰困った時はstudio saradaで解決しよう!
ヨーガ哲学など座学系はオンラインもおススメです!
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