【インド】
古代~中世
Ⅰ期 石器時代
・B.C3000-2500 インダス文明
モーヘーンジョー・ダーロの遺跡より、ヨーガの座像が出土する。
このころよりヨガの瞑想が始まったとされる。
・B.C1500-1300 アーリア人の大移動とインド侵入・カースト制度
インド全域を支配しバラモン教、梵我一如の哲学を生む。カースト制度ができる。
バラモンという司祭のみが、 ブラフマン(宇宙の根本原:梵)と
繋がれる考え、学習による知識を重視する。
インドに住んでいた原住民たちは南へと追いやられる。
北側のインディアンはアーリア系の地を引いた民族がほとんど。
同じインディアンでも少し容姿が違い、
南インドは原住民が集まる地域になるが多くの聖者が出現している。
※スワミ・シヴァナンダ、ラーマナ・マハ―リシなど
・B.C1200-1100 『リグ・ヴェーダ』の成立
ヴェーダの賛歌の中にヨーガが「馬と馬車を繋ぐ」の意味で登場。
このヴェーダとはアーリア人の行ったヴェーダの祭祀や儀礼に関する知識のこと。
ヴェーダの考え方で《天界》《空界》《地界》
それぞれに6~8人の神が存在します。※ここでは名前省略
ヴェーダは主に四つ【リグ・ヴェーダ】【サーマ・ヴェーダ】
【ヤジュル・ヴェーダ】【アタルヴァ・ヴェーダ】に分かれる。
【ブラーフマナ】の成立。
・B.C800-500 初期ウパニシャッドの成立
ウパニシャッドとは「近くに座る」という意味で、
別名をヴェーダンタ 「ヴェーダの終わり」とも言う。
王族や司祭以外が個人(アートマン:我)でもブラフマン(梵)と
繋るために行ったのがヨーガである。
ヨーガは、自己探求の道。司祭だけの特権ではなく、
個人でもブラフマンに近づくことができると考えた。
バラモンの権威を認めないカースト制度を否定する人達が新しい価値観を生む。
これがウパニシャッドの原型となる。
シャンカラ(700~750)は有名な哲学者で
ウパニシャッドを「人間の持っている迷妄や無知を破って、
ブラフマンの智に導く」と解釈した。
経験を重視、ジニャーナ・ヨーガ
※ヨーガが「心統一」の方法として現れるのがウパにシャットの時代からである
・B.C463~383 ゴータマ・ブッタ(仏教) 釈迦誕生 👤
ブッダとは悟りを開いたものという意味、釈迦の前にも悟りを開いた者はいた。
釈迦もヨーガを行った。
・B.C444~372 マハ―ヴィーラ(ジャイナ教)
・B.C500~200 中期ウパニシャッドの成立
「カータカ・ウパニシャッド」にヨーガとは、諸感官と統制される。
※諸感官とは5つの知覚・感覚器官で耳・眼・鼻・舌・身など人の感じる五感のこと
目や耳などの知覚器官が思考器官とともに静止し、
心や理性のような判断を下す意識も活動を止めてしまった時、
人はこれを至上の境地といい、すなわちヨーガと呼んでいた。
「シェヴェーターシュヴァタラ・ウパニシャッド」に
ヨーガの姿勢、場所が具体的に記される。
・B.C200~ 後期ウパニシャッドの成立
「マイトラーヤーナ・ウパニシャッド」に六支のヨーガ(ヨーガ八支則の原形)が説かれる。
※調気(プラーナヤーマ)、制感(プラティヤハーラ)、
静慮(ディヤーナ)、執持(ダーラナ)、思択(カルタ)、等持(サマーディ)の六つ
※「ヨーガスートラ」のパタンジャリはこの六支に禁戒(ヤマ)、
勧戒(ニヤマ)、坐法(アーサナ)、の三つを加えた
「マーンドューキャ・ウパ二シャッド」は聖音「オーム」についてなど
ヨーガと大変関係の深いウパニシャッドが統制される。聖音「オーム」は重視されていた。
※オームはキリスト教の「アーメン」、
イスラム教の「アーミーン」と同源であるとも言われている
※オームは神聖なことをする時に不可欠であり、
数あるマントラの全がオームで始まっている
「プラーナ」についてもウパニシャッドでは言及されており、
インドにおいて「プラーナ」の発見はとても古いことがわかる。
ハタ・ヨーガ独自のもではなく、
インドの「プラーナ」と中国の「気」が比較されることがある。
この頃の時代からプラーナ、気という概念は既に世界で知られていたことになる。
中世~インドとヨーガ
・100~200 『バガヴァットギータ』の成立
ジニャーナ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ
ヨーガが心統一の意味だけではなく、智慧、行為、
信愛の道によって解脱できると考えられるようになった。
・400~550 『ヨーガ・スートラ』の成立
ラージャ・ヨーガ (ラージャ・王、貴族という意味)
四つの章から成り立ち、第一章:三昧章(サマーディ・パーダ)
ヨーガの定義・心の働き、三昧の定義など、
第二章:禅那章(サーダナ・パーダ)行事ヨーガ、
五つの煩悩、苦、ヨーガの八支則、の修行など、
第三章:自在力章(ヴィブーディ・パーダ)八つの修行と超自然力について、
第四章:独存位章(カイヴァリヤ・パーダ)転生とプルシャの独存について
※伝統的なバラモンの哲学は六派にまとめられる
※ヨーガ学派もその一つで教典がヨーガ・スートラとなる
・570~632 ムハンマド (イスラーム教)
・700~750 シャンカラ👤
・1206~1290 イスラーム王朝(奴隷王朝)
イスラーム教がインドの宗教に大きな影響を与える。
イスラームの神秘主義、平等思想などはビシュヌ派のバクティと結びつき、
バクティ・ヨーガを発展させる。
・1300~ ハタ・ヨーガ
・1469~1539 ナーナク(シク教)
・1600~ 【ハタ・ヨーガ・プラディーピカ】
ビシュヌ派のバクティ思想に対し、シヴァ派によりタントリズムが興った。
ヨーガもタントリズムの影響を受け、ハタ・ヨーガが体系づけられた。
近代~インドとヨーガ
・1600 ムガル帝国
イスラームの後にイギリスなどヨーロッパ諸国の影響を受ける。
イスラーム教、キリスト教の影響を受ける。
・1824~1883 ダヤーナンダ・サラスヴァティー👤
「アーリヤ・サマージ」の創始者
・1828 ブラーフマ・サマージ設立(カルカッタ)
・1834~1886 ラーマクリシュナ(愛情とユーモアで説く実践の聖者)👤
・1838~1918 シルディ・サーイーバーバー👤
ヒンドゥー教とイスラーム教の融合を説く
・1854 セポイの反乱
・1858~ イギリス植民地になる
・1863~1902 ヴィヴェーカーナンダ(ラーマクリシュナの高弟)👤
・1869~1948 ガーンディー(サティヤ―グラハ:真理把持)👤
・1872~1950 オーロビンド・ゴーシュ👤
・1875 アーリア・サマージ設立(ボンベイ)
・1879~1950 ラーマナ・マハ―リシ👤
・1887~1963 シヴァーナンダ大師👤
・1916~2008 チダ―ナンダ(聖者シヴァーナンダの高弟)👤
・1947 インド独立
※🐰続きます
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