ヨーガ哲学/ニヤマ③タパス(苦行)
タパス(苦行)
今回の学びはタパス(苦行)です。
苦行・・・この言葉を聞いた瞬間、
拒絶したくなるような感覚を持ちたくなる気持ちはわかる気がきます。
だって、楽で楽しいほうが良い!と思うのが人間です。
苦行には意味のないことばかりを集めてする修行のように
イメージをする人も多くいますが、ヨーガではちょっと違います。
ではどのような苦行を重ねると良いのか・・・
しっかり意味を理解して行っていけるようにしましょう!
ヨーガではこのタパス(苦行)をすることも最初の学びの一つになっています。
タパス(苦行)
①燃やすこと
②焼くこと
ヨーガでは人間の性質の中の不純物を焼き尽くし、
それを霊的意識の輝きと純粋さで満たす目的のことを言っています。
ちょっと奥深いのですが、この焼き尽くしたいものは内面・外面と両方あります。
内面のタパス:
ココロの中にある不純な気持ち、欲情をコントロールすること。
五感をコントロールして、内部に純粋さの炎を燃やすこと。
例えば・・どうしてもやめられない食べ物、
つい食べ過ぎてしまう量などを制御するために断食してみる。
現代人は何でも手に入るのでいつも何かしら口にしていたり、
つい食べ過ぎてしまう事が多く大食漢です。
特に宗教や聖者のような修行の身であるものは、この断食を良く行います。
つまり食べたい!という五感をコントロールしているのです。
外面のタパス:
自分の一番好きなことを一ヶ月に一度、断ち切ること。
内面と外面を整え、五感とココロをコントロールすることにタパスのすべき目的だと言えます。
外面だけでも良くないし、内面だけでも良くありません。
ヨーガそのものが外面・内面をコントロールするのと同じで、
タパス(苦行)もまた内面・外面のコントロール力を磨いていきます。
ただし、このタパス(苦行)とは、やはり簡単なものではありません。
もう何度も伝えてきていますが、人間の欲情とはとても強いものです。
その欲情に対して、感覚的な欲望を克服し、
焼き尽くそう!と決意した時には、正にタパスの本質を備えていると思います。
タパスの意味を理解して実践するなら、
きっとあらゆる瞬間、自分の弱さが垣間見られ流されそうになるかもしれません。
そこを、コントロールしていくのがタパス(苦行)です。
でもこのタパスは人生のあらゆる瞬間において、
このタパス(苦行)から逃れることはできないのです。
日常でも自分から断つことを考えなくても、
そうしなければならないことも多々あります。
日常でもすべきことに意識を向けてみると、
やはり五感のコントロールが必要だと分かります。
この焼き尽くすことが出来た時に一つ浄化するものなのです。
小さなことからでも良いので、
先ずは五感をコントロールするとはどういったことであるのか、
一度内観してみてください。
きっとたくさん見つかると思います。
次回はスワディヤーヤ(聖典)
ヨーガ哲学の学びから健康に!
ココロもカラダも元気にして、ごきげんな人生を歩めるようにしましょう♪
sarada yoshiko
《この記事のまとめ》
・ヨーガ哲学 ヤマ・ニヤマ
・タパス(苦行)の学び
・気持ちを引き締める
・多くのことを学び、ヨーガにも落とし込む
・とにかく諦めないで進む!
・あなたのペースを大切に
・sarada yoshikoと楽しく学ぶ
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