ヨーガ哲学/生徒さんのバガヴァットギーター
バガヴァットギータを魂で読む
studio satadaでは生徒さんの半数以上がギータ―の本を手にして読み始めています。
プライベートヨガでのセッションにより、哲学の意味する深いところまで落とし込みをしながら自身の人生も良くなっています。
そう、このコロナ禍でも夢と希望の種を植えて、いつか芽生えるのを楽しみにしながら大切に育てているんです。
これはヨーガだからできる事なのだと確信しています。
各々の努力と今学ぶための準備が整っていること、これが実は大きなポイントになっています。
誰でも直ぐに哲学が浸透する、理解して深まる、、とは思っていません。
今、必要を感じない方もいます。
準備の整った方は、日々の生活から多くを気づき、多少の苦行（タパス）を感じながらも必死に自分探しの扉を開けて歩み始めています。
ヨガの扉は開けようと思っても空かず、開けようと思わなくても勝手に開く時だってあります。
生徒さんと接していつもこの扉の面白さを感じる事があります。
全ては必然だなと。
例えば・・・ギーターを読むことでどんな変化がでたのか、少しだけ紹介をします。
スタジオで起きていた生徒さんたちの軌跡とその背景はどんなものでしょうか。
※ブログでは3名の異なるタイプの生徒さんを紹介しています
ギータとの出会い～進化する生徒さんたち
Kさんのお話
Kさんは元々、スピリチュアルの力を持った方です。
初めてお会いした時、なるほどと思いました。
最初はヨーガのポーズをしっかり学ぶためにいらしたのですが、ある話の流れからヨーガ哲学に興味を持ちました。
ここからKさんの本当の変化が訪れてます。
ギータ―を実際にスタジオで一緒に読んでいません。
本を手にしたKさんは瞬く間に、自宅で読み上げてくるのです。
1章から18章を読み終えるのにさほど時間はかかっていません。
セッションでは、ギータ―の内容や煮え切らない何かを話題にすることが多かったと思います。
直感で感じたこと、インスピレーションなどからスタートする話題も多かったです。
もしかしたらこのパターンは非常にまれなのだと思いますが、、、
Kさんの場合、ギータ―を読み解くうちに長年抱えた自身の疑問がすっかり解消されているようでした。
ギーターを読むと非常に懐かしいような感じだ、と言っていたのが印象的です。
スピリチュアルな力をもつ人にはこういった能力も生まれながらにしてもつのだな、と感じたものです。
前世の繋がりや今するべきことがこのギータ―で分かったのですから。
とても大きな進化をしているように感じました。
Aさんのお話
ヨガの出逢いはホットヨガ。
ホットヨガからプライベートヨガへ行ってみようと思う方は、実は多いです！
グループヨガで自分自身のポーズや体幹をマスターするのは難しいのかもしれません。
もちろんプライベートヨガなので、先生は解剖学・生理学・ヨーガ哲学・スピリチュアル・瞑想・マントラなどの理解は必須です。
特に解剖学では○○筋に対して神経はこのように働く、結果筋肉はこう、などの理解を深めていきます。
生徒さんのカラダの状態に対して基本を説いていくので、自分のカラダへの知識を高めたいと感じる方は多いと思います。
学びながら筋肉の本に興味を持つ生徒さんもいます。
ヨガのポーズに特化したカラダの基礎を学びたいと考えている生徒さんもいますので、先生は生徒さんの必要とする学びをそのまま導く力も必要です。
筋肉名を覚えている生徒さんもいるので、こちらも専門用語は様子をみて話すこともあります。
Ａさんの場合、始りはカラダへの興味からですが、次第に心への興味もでてきました。
瞑想やヨーガ哲学についての学びが始まり、いつしか自分とは何か、という模索も始まっていました。
生徒さんの魂にそっと火がつくと自然と本人のペースで燃えていくのです。
Aさんは年齢に関係なく、来年やりたいことを明確に見つけています。
AMさんのお話
人生の大きな節目・変化・転機でヨガと出会う。
大切な時期を迎え、ココロの底から自分に気づく、自分で自分を癒す、認める。
これは一人で努力するには限界はあります。
このヨーガセラピーではそのサポートをしているのですが、セッションを重ねながら、AMさんの変化を日に日に感じました。
個人差はあるのでどの状態でも正しい！と思います。
何より本人は魂で気づくべきことをずっと前から知っていた、という印象です。
トラブルの全てが悪ではありません。
ではどうしてこんなにココロが疲れて壊れるほど何もできなかったのかと言うと、、、
単純に回避するための知識と方法を知らなかったからです。
この方法はヨーガ哲学で見つけることが出来るので、AMさんはギータ―を読み進めながら自分を模索していきました。
あとは本人がどのようにしたいのか、気づけるのか、進歩するのかだけです。
全ての原因は自分であることをココロの底から理解できると謎が解けてきます。
異なるタイプの生徒さんを紹介しました！
ギータ―はただ国語の教科書や小説のように読むものではないので、実践で学ばないと本当の理解にはなりません。
素直な意見の中にも多くありましたが、ただ読んだだけではなくて模索してギターを通じ気づきました。
もしかしたら私はまだ見つからない！と焦ってしまう気持ちを抱く方もいるとは思います。
タイミングを待ちましょう！
焦りはエゴの現れなのでじっくり自分と対峙してみてください。
あなたのペースで見つかります。
今回の紹介はあくまでも参考にしていただけると良いと思いますので、自分の物語を紡いでほしいと願っています。
そしてスタジオでもし共有できる機会に恵まれた時には、共に喜び、応援したいと思います。
年内、最後に素敵な生徒さんたちのこの一年間の成果を共有でき幸いです。
全ては自分の中にあり自分自身だけが知っています。
私自身も新たなるカルマを見つけ、それに向けて対峙しながら自分という模索をしています。
スタジオでは先生も生徒さんも同じようにヨーガを行っています。
来年度もたくさんの気づきに恵まれますように。
ココロもカラダも元気にして、ごきげんな人生を歩めるようにしましょう♪
sarada yoshiko
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